2022-09-18 mon (祝)
「 『連単位データベース』がどういう構造か 考えるか……」
「 結局やるのか」
「 それはデータベースなの?」
「 まず、『連単位』について説明しよう」
「 ↑ 『連単位』という考え方では、 盤上の最小単位は 『連』 だぜ。
石は 存在しなくなるぜ」
「 石が存在しない盤の絵を 描いてくれだぜ」
「 ↑ こうかな」
「 こんな 角切り餅が 何の役に立つの?」
「 ↑ 隣接する連はどれか、という関心事が中心になるということだぜ」
「 囲碁盤の上で 石を1個置くだけで 『連単位』のグラフが
どれほど 変容するか 明らかにしてくれだぜ」
「 ↑ じゃあ まずは 『石単位』 で E5 に石を置いてみようぜ?」
「 ↑ 『連単位』 で見ると こうだな」
「 『石単位』を廃止して 『連単位』だけに できないの?」
「 できないぜ」
「 なんでだぜ?」
「 初期局面や、途中局面からの再開のときに 『石単位』の盤 で送信されてくるのと、
人間は囲碁を 『石単位』の盤 で見たいからだぜ」
「 ぷよ碁 は『連単位』の見た目をしてますけどね」
「 ↑ ここで、
くっつく とは、足し算ではなく 引き算であることに
注意してほしい」
「 面白い空間だぜ」
「 ↑ 『連単位』グラフで 右図を見ると、
E5 を足したのではなく、 E6を切った という操作にしか見えないな」
「 囲碁をやっているようには 見えないな」
「 このような変化を全パターン見せなさいよ」
「 わらう」
「 ↑ 図を描くのが めんどくさいから G5 を感じてくれだぜ」
「 すぐ横着するの わらう」
「 ↑ ただ 接続が増えるだけ、 というケースもあるぜ」
「 石を打ち上げることを考えなければ、
新規のノードは 最大で1つ増えるかで、
既存のノードは 0~4つ減るかで、
エッジは 0~4つ増えることがあるのよ
エッジが減るのは ノードが消えるときに巻き込まれて消えるだけで、
その数は ぱっと は分からないわねぇ」
「 大盤で解説してくれだぜ」
「 ↑ 石の打ち上げを考えないときで エッジが増える最大のケースは、
異なる色の石3つと、空点と隣接する 新しい石が増えたときだぜ」
「 石の打ち上げがないのに 異なる色の石4つと隣接するのは 着手禁止点だしな」
「 盤端(ばんたん)に石を置くと エッジの最大数は 1~2本 減るわね」
「 ↑ 自分の眼を潰すと エッジが最大で7本消えるぜ」
「 ドラゴンの紋章みたいだな」
「 内海を囲っているのと、外海を囲っているのと どちらの見方もできるケースがあるから
二重構造のようなケースが出てきて 二重網 みたいになるのよ」
「 ↑ 石を打ち上げるケースも 考えてみるかだぜ」
「 ↑ 連単位にすると こうだな」
「 ↑ ノード5つの色が変わっただけだぜ。
エッジは 増えてもないし、減ってもないぜ」
「 希望が見えてきたな」
「 確かに 石を打ち上げるときは 反対側の石に敷き詰められているし、
石と空点が 入れ替わっているだけで 連の形は 変わんないわね」
「 今日は遅くなったので ここまでとするぜ」
2022-09-19 tue